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必要不可欠な間取りは、
・共有スペース……居間、食堂、台所、浴室、洗面所、トイレ、玄関
・専用スペース……夫婦の寝室(+書斎)、子供部屋(書斎、お年寄りの部屋)
・収納スペース……押入れ、納戸、クローゼット、家具・家電置場(洗濯機置場など)などがあります。
間取りを考えるときには、子供がふえた場合や、成長して家を出た場合など、家族全員のライフサイクルをふまえたうえで考えましょう。
間取りプランを立てるときには、まず本当に必要な部屋と機能をしぼります。できるだけムダなスペースを省き、効率的な設計をしましょう。
使い勝手がよく、家族全員が快適に暮らすには、部屋から部屋へ移動する際の動きやすさを考えなければいけません。
住まいのなかにおける人の動きを動線といいます。動線では、玄関ホール・廊下・階段などだけでなく、居間や食堂も通り道と考えます。
間取りの基本は、この動線と各居室ゾーンをどのように配置するかで、ゾーニングということばでこれを表現しています。住宅雑誌や間取り集、住宅展示場で実際の居住空間を体験するのもよいでしょう。
狭い土地や変形の敷地でも、空間を上下にのばすなどして、敷地を効率よく使う工夫をしてみましょう。たとえば、以下のような方法で住まいの三層化を図れば、敷地効率は向上するでしょう。
・3階建て住宅……防災上の規制や高さ制限などの規制がありますが、最近では緩和されつつあります
・屋根裏収納庫……居室としては認められませんが、考え方は普及しています
・地下室……ドライエリアをとり、採光、換気、避難上の問題がなければ居室として認められます。建築確認を申請する際に構造計算が必要となります
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