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専門の業者も徐々にふえてきているのがリロケーション・システム。転勤時の留守宅管理や短期の賃貸斡旋サービスをさします。
リロケーション・システムそのものがはじめから転勤などで一時的に留守にする人を念頭においているので、一般の賃貸とはいくつかの点が異なります。
いちばん大きな違いは、貸主がもどってきたときの明渡しがスムーズにいく点でしょう。一般の賃貸とは異なり、ほとんどの場合、リロケーションの借り手は大手法人などが多いようです。
家賃を低くおさえるかわりに、明渡しの時期をあらかじめ設定しているのです。また、各種サービスの委託もできます。
リロケーション・システムには、大きく分けて2タイプあります。
①借受システム……業者がいったん借り受けて賃借人に転貸する
②運営委託システム……賃借人を募集して管理・運営を委託する
①は一般賃貸の相場よりも家賃収入が低く(業者査定料の8割程度)なりますが、賃借人が決まらない場合でも、一定期間の家賃保証が受けられます。②は自由に家賃を設定することができますが、賃借人がなかなか決まらない場合などの保証がありません。
どちらの方法がいいかは、依頼する物件のケースで違います。専門の業者に相談してみましょう。
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