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中古住宅の購入時には、情報誌や大規模な中古住宅フェア、不動産業者の店頭の広告や、新聞の折込みなどで検討します。広告には不動産会社の名称がでるので、業者としての知名度も手がかりのひとつになります。
折込みなどで予算と沿線、徒歩時間、築後何年かを確認し、興味ある物件なら業者に連絡をとり、現地に案内してもらいます。
中古では、公的融資が使えるかどうかもチェックポイント。構造別に築年数基準が定められています。
また、公的融資では、中古住宅調査判定書を提出し、公庫の基準に適合しているかどうかが判定されます。住宅の良否はなかなかわかりづらいものです。
公庫基準に適合しているかどうかは、安心して購入できる目安になります。
○長所
・新築に比べて割安
・比較的ロケーションがいい
・取得後にすぐ住める
・土地が建物といっしょに手に入る
・将来ライフスタイルに合わせて建替えができる
・庭木やエアコンが付いていることもある
○短所
・セットバックなど、建替えがしにくい
・新築に比べて税金面でのメリットが少ない
・仲介手数料がかかる
・売却の理由が調べにくい
・手入れに費用がかかる
・配管などの欠陥はチェックしにくい
中古住宅を購入する場合は、民間金融機関のローンのほか、条件を満たす場合には、公庫・年金・財形などの公的融資が利用可能です。
公的融資では、公庫の特別加算額、はじめてマイホーム加算額などの制度もあるので、中古でも有利な条件でまとまった融資が引き出せます。
一方、中古住宅には、不動産業者の仲介手数料が必要になります。仲介手数料の額は、購入金額の3%+6万円+消費税が目安となり、たとえば4000万円で物件を購入した場合、1323000円が仲介手数料となります。
金額的には大きな額になってしまうので、あらかじめ予算に組み入れておきましょう。
また、諸費用として購入代金の4~5%程度を用意してください。
広告などに記載されている金額は、あくまで売主の売却希望価格です。売主が高めに設定していることもあるので、そのままうのみにせず、とりあえず値段交渉してみましょう。
売主が売り急いでいるときや不動産の市場が弱気なときには、交渉次第では価格が下がることも多いので、やってみるだけの価値はあります。
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